2009-02-02
■ [ruby][event] 松江Ruby会議-01で発表しました
なんかRegional RubyKaigiのためにそうそうたるメンツが松江に集まると聞いて、 新ネタでLTしてきた。
RubyStationは「Rubyアプリを配布するためのツール」である。が、まだあんまり考えがまとまってない。
家に帰ってからもう少し考えたんだけど、たぶん主張したいことが2つあって:
- (1) RubyGemsは「ライブラリを配布する」には十分な手段だけど、「アプリケーションを配布する」にはもう一層ガワがあるといいんじゃないか
- (2) Rubyでデスクトップアプリを作るとき、「GUIライブラリとしてRailsを使う」のは結構良い選択肢なんじゃないか
という。上のスライドは両者がごっちゃになってるので分かりづらいかも。
「Rubyのクールなライブラリ」って言われたらたぶん何十個も挙げられるけど、 「Rubyのクールなアプリケーション」って言われたらそんなには列挙できない。 もっと、Rubyでアプリケーションが作られるべきじゃね? 今のRubyには十分そのポテンシャルがあるし、それを生かし切れてないのは残念なことだ。
ありそうな質問
- Q.
- 要するに、RubyGemsにGUIつけただけでしょ?
- A.
- 違うよ。全然違うよ。
RubyStationはインストールだけじゃなくて、アプリを起動するところまで面倒を見る。 ので、ユーザはターミナルでコマンド打つ必要がないし、開発者もREADMEに頑張って起動方法を書く手間から解放される (今のところ、start.rbとstop.rbを用意してもらうという規約を考えている)。
結論
「面倒なところは俺がなんとかするからもっとRubyでアプリケーション書こうぜ」
名前について
「Rail(s)が伸びていくところ」という意味でStationと付けた。
というのは嘘で、元々の発想はPlayStationから来てる(いろんなソフトを取り替えて遊べるというイメージ)。
名前としては割と気に入ってるけど、rubystation.comが取られてるので別の名前を考えた方がいいかも(突然中国語の抗議メールとか来たら怖いじゃん)。
とりあえず
俺マシン以外の環境で動くようにしないとなぁ。2がt…3月中にはなんとか