2010-10-22
■ [linux][ruby] RVMでUbuntu 10.10上にRuby環境を構築する
それ「aptitude install ruby」でできるよ、っていう話なんだけど、 個人的な理由でrvm使ってインストールすることにする。
- 普段は1.9.2でいいんだけど、一応非常用に1.8.7にも切り替えられるようにしておきたい
- Rails2とRails3を切り替えて使ったりしたい*1
手順は以下。
1. aptitudeのインストール
aptitudeって最初から入ってないんだっけ?
$ sudo apt-get install aptitude
2. curlのインストール
rvmのインストールに必要
$ sudo aptitude install curl
3. rvmのインストール
「git HEADを入れるのがおすすめだよ!」って書いてるんだけど、HEADは壊れてることが あったのでリリース版を入れることにしてる。
$ bash < <( curl http://rvm.beginrescueend.com/releases/rvm-install-latest ) $ vi ~/.zshrc (あるいは~/.bashrc、など) 末尾に以下の行を追加 [[ -s "$HOME/.rvm/scripts/rvm" ]] && . "$HOME/.rvm/scripts/rvm" $ exit シェルを再起動する $ rvm notes Notes for Linux ...(略)...
4. コンパイラとかのインストール
rvmではRubyをソースからコンパイルするので、必要なものを入れる。(rvm notesからコピペ)
$ sudo aptitude install build-essential bison openssl \ libreadline5 libreadline-dev curl git zlib1g zlib1g-dev \ libssl-dev libsqlite3-0 libsqlite3-dev sqlite3 libxml2-dev
5. Rubyのインストール
$ rvm install 1.9.2
これで~/.rvmにRuby 1.9.2がインストールされる。(しばらく時間がかかる)
もちろん
$ rvm install 1.8.7
とか、さらには
$ rvm install jruby $ rvm install ironruby $ rvm install rubinius
とかもできる(macrubyはさすがにUbuntuには入らないw)。 *2
6. rvmのRubyをデフォルトに設定
「$ rvm use 1.9.2」とすればrvmで入れたRubyが使えるようになるんだけど、 シェルを開くたびにこれを打つのは面倒すぎるのでデフォルトでそうなるようにする。
$ rvm use 1.9.2 --default
これで次回から自動でrvmのRubyが使われる。*3
7. お疲れ様でした
$ ruby -v ruby 1.9.2p0 (2010-08-18 revision 29036) [i686-linux]
rvm useすると自動的に対応したバージョンのgemコマンドが使えるようになるので、 あとは好きにgemを入れたりとか。
$ gem install rak reposh