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Route 477



2009-10-09

[ruby] github上でのgem生成が終わるそうです(今後はgemcutterで)

終わるというか、1週間前から既にサーバ移転の関係で生成が止まってたわけですが。

生成は終わりますが、既にgithubに上げられているgemは、少なくとも1年はインストール可能なままにしておくそうです。

gemをダウンロードさせるサイトとして、rubyforge, github, gemcutterを乱暴に比較するとこんな感じ。

rubyforgeから githubから gemcutterから
手軽さ
利点デファクト・スタンダード 「俺版gem」を作れる コマンド一発
欠点 アップロードが多少面倒 15分ほど待たないといけなかった まだ初期段階
用途 「公式gem」の提供 「勝手版gem」の提供 ←の両方(を目指している)

githubでgemを作れるようになったときは「なんて簡単なんだ!」と思ったけれど、 gemcutterはそれよりさらに簡単(gem push *.gemだけ)なんですね。しかもgithubはgemspecをpushしてから gemがインストールできるようになるまで15分前後の遅延があったけど、gemcutterはそれもなし。 また、githubのように「作者名-プロジェクト名」とprefixが付いたりしないのも良いところです。

が、forkしたプロジェクトのgemを配布する場合など、prefixが付いてほしいケースもたまにあるんですよね。 現在、gemcutterのwikiや MLで そのようなケースをどう扱うかの議論が行われているようなので、いずれそれも可能になるでしょう。