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Route 477



2011-07-18

[ruby][event] 「Rubyマスターへの道」@RubyKaigi2011

スライドをアップしました。

最後なので、普段あまりしないプログラミング論について語りました。なんかいろんな人にほめられたので嬉しかったです。

(追記:動画です。

vimeoにまだないやつはustreamの録画があるようです 大ホール 小ホール)

[ruby][event] 「Enumerable#lazy」@松江RubyKaigi03

上げそびれていたこっちも。

Enumerable#lazyがあると何がうれしいのか?というのを1週間くらいちゃんと考えた結果、 大きすぎるデータ・終わりのないデータ・終わりの分からないデータに対してもmap/select等の統一された インターフェイスを使えるのが嬉しいのだなぁと分かりました。という話です。

[prog] wonderflの多言語対応版!? Haskellも動くマイクロPaaS、fluxflexがすごい

不思議な縁でfluxflexの中の人とお話する機会があったので、紹介文を書く。

fluxflexは、RubyやPerlなどいろんな言語が使えるホスティングサービスの一種だ。 …と書いてしまうと、「また新しいPaaSか」と思われそうだが、説明を受けてHerokuなどとはちょっと違うコンセプトであることが分かった。

まず目を引くのが対応言語の多さ。Ruby, Perl, Python, Node.jsあたりは普通だが、なんとHaskellが動くのである。 Haskell用PaaSは他にないからか、Haskell方面からはかなり注目されているようだ。*1

もう一つ、githubからのインポートが簡単なのが特徴だ。Railsプラグインとかで、"foo-rails3-example" みたいな名前のサンプルコードが githubに上がっていることがあるけど、fluxflexを使えばそういうのを実際に「動くサンプル」として提供することができる (というか、そういう使い方をしてほしいそうだ)。

また、fluxflexでは他人の置いているプロジェクトを簡単に「fork」する機能がある。 これを利用すると、wonderfljsdo.itのように、 小さなコードをみんなでいじりながら大きくしていくことができる。

ただのPaaSではない、「マイクロPaaS」とでもいうべきfluxflex。いろいろ面白い使い方ができそうだ。

*1 比較的簡単に言語を追加できる仕組みのようで、D言語もClojureもサポートを検討中だそうだ