2008-08-31
■ [perl][ruby][english] I don't know what to do, とLarryは言った
LL Futureの懇親会で、Larry Wallに気になってたことを質問してみた。 「Perlユーザってモダンな人たち(use Mooseとか、use strictとかuse warningsとか)と古い人たち(Perl5のコードをPerl4のスタイルで書いてるような)に分断されてるように 見えるんですが、それについてはどう考えていますか?」
I don't know what to do というのがLarryの答えだった。新しいバージョンを使うには、どうしても何か新しいことを学ぶ必要がある。 今までに学んだことで十分満足している人もいる。
僕はなんとなくもっと楽観的に捉えているものかと思っていたのだが、Larryはどことなく悲しそうに見えた。気のせいかも知れんけど。僕はしんみりした。
これはPerlだけの話じゃない、Rubyだってそうだ。この冬に1.9がリリースされるが、Ruby 1.8ユーザとRuby 1.9ユーザが分断されることはないと誰が言える?
だがLarryによれば、メジャーリリースではそういうことは常に起こるものだそうだ。ある人は楽しみのためにプログラミングをする。 また別の人は自分の仕事を片付けるためにプログラミングをする。
ここからは蛇足。
いつもなら英語で話しかけるとかたぶんぜったいできないんだが、今回は前日夜に ujihisaやhajimehoshiと夜通し英語(風の何か)で会話してたので、その勢いで喋ることができたのではないかと考えている。 昔、はてな社員が朝会で英会話してるという話(2005年か)を見たときは効果あんのかなと思ったが、 あるわ。あるある。
英語が喋れない日本人のいくらかはたぶん能力というより心理的な抵抗が大きくて、つまり、 なんか中学高校の英語教育の間に英語で喋るのは気恥ずかしいことという概念を植え付けられる気がするので(俺だけ?)、英語を発話することに対する 心理的な抵抗を取り除くという意味では日本人同士でもかなり効果はあるんじゃないかと思った。
というわけでまず友達を酔わせて英語で話しかけてみるところから始めるといいです。
よわさないとダメっすか(笑)
酔わなくてもテンションの高い友人をお持ちの場合はその限りではありません:-)