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Route 477



2009-09-22

[book][mac][ruby] RubyCocoa&MacRubyの本が出ます (抽選で5名にプレゼントあり)

高尾さん(会社の先輩です)の書いた、RubyCocoaとMacRubyの本が今週、発売になります。

それに伴って、無料プレゼント企画が開催中です。締め切りは今週金曜なので、応募はお早めに!

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監修はRubyCocoaメンテナの木村さんと、LimeChat作者のPsychsさん *1です。豪華ですね(笑)。

僕もレビュアーとして少しだけお手伝いしたので(本当に少しですけど…)、内容を少し紹介しておくと、

  • 第一部:RubyCocoaのインストールと、HelloWorldアプリの作成
  • 第二部:RubyCocoaを使った、実用的なアプリの作成例(インストールパッケージを作るところまで)
  • 第三部:MacRubyの紹介と、HotCocoaを使ったアプリの作成例

という感じになっています。MacRubyは、Mac OS XのObjective-C環境を直接触れる特殊なRuby処理系で、HotCocoaはその上で動く、 GUIアプリを簡単に記述するためのライブラリです。

RubyCocoaの本としては日本初*2、MacRubyの本としては世界初だと思います。RubyによるMacアプリ開発の現在および未来に興味のある方はぜひ。

*1 LimeChatのMac版はRubyCocoaで書かれている

*2 英書ではpragprogのがあるようです

[book][rails] Railsデプロイ

会社つながりでもう一冊。「Railsデプロイ」の監訳を、弊社の先輩方がされています。

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著者はClinton Begin、最近RWC のために来松された「」のBruce Tate、MerbコミッタでもあるEzra Zygmuntowicz(ezmobius)

Railsといえばアプリケーションを効率的に作れることが強調されますが、「作ったあと、どうすればいいのか?」に焦点を当てたのが本書です。 サーバの設定から、Capistranoを使ったデプロイ、アクセスが増えたときの負荷分散やパフォーマンスの改善、さらには Windows環境でのデプロイ(!)まで、これまであまり書籍で語られることのなかった領域についてページが割かれています。