2009-09-24
■ [ruby][book] 「のに子博士のブラボーRuby道」が凄かったw
本屋で中身を見てきたんですが、うーん…凄い本ですね(笑)。類書も思いつかないけど、しいて言えば256本?
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何がすごいって、まず主人公が主婦。誰得。その主婦、のに子さんが、パートを始める。場所は謎のロボット研究所。 ロボットといっても、見た目は学ランを着た男子中学生で(誰得)、まじめな優等生に作ったはずなのに、再起動したらなぜかツッパリキャラになってしまう。 そこで、Rubyを使って中学生型ロボに命令し、巨悪(?)と戦うのがのに子さんの仕事なのだ…!
何を言ってるかわからねーと思うが(僕も分からないが)、だいたい合ってる、と思う。
内容は、printメソッドから始まり、マンガや会話を挟みつつ、だんたんとRubyの高度な内容(といっても、クラスとかそういう)に踏み込んでいく感じ。技術とストーリーを混合した本はいろいろあるけど、配合比でいうと、 ひなた先生以上、 数学ガール未満くらい(わかる?)。読み物としても楽しく読めそう。 だけど、最後はProcオブジェクトもちょっと出てきていた。なかなかやるな。
おっと、Amazonの商品説明に著者の本名が書いてある。本当に主婦だったのか。ベテラン入門書作者じゃないですか…! そう思うと、この本はだいぶ思い切った転換だったのかも。次ものに子シリーズだと良いな(面白いから)。
目次は以下です。
のに子さんは清水美樹さんだったんですか!<br>昔、UNIX Userに連載してたときはちょっとあんなテイストでしたけど、今回の本ではそれより更に芸風が深化してますね。