2009-10-28
■ [ruby-station] デスクトップアプリのGUIとしてブラウザを使う、というアイデアを実用化するRubyStation 0.1.5リリース
RubyStationの(事実上、最初の)リリースである 0.1.5 を公開しました。 インストール方法は、なんか公式サイトとか作っちゃったんでそっちを見て下さい。
できること:
- インストールし、起動することができます(当たり前か)
- アプリケーションを入れて遊ぶことができます
- アプリケーションを書いて遊ぶことができます
- もちろん、全ての操作はブラウザ内で完結します
1月や7月にはいろいろ喋りましたけど、一つだけ伝えられるとしたら何か?と考えた結果、 「ブラウザをデスクトップアプリのGUIにするのだ」というアイデアに絞った説明になりました。
まあそれ自体はCUPSとか、Remedieとか、既にいくつも例があるんですけど、 本気でアプリをたくさん常用しようとすると、それぞれのポート番号が覚えられなくて困るという。 あと実行するのにコマンドライン叩くのがめんどいとか、ターミナルのタブ消費するのがめんどいとか、 シェルスクリプトで自動化すればいいんだけど、アプリ増やすたびにシェルスクリプトいじるのもめんどいし、 なんかこークリックしたらインストールできてクリックしたら起動するようにしたい。そんなlazyさを形にしてみました。
RubyStation自体はただの「インストーラ兼ランチャー」なので、実際に動かすアプリがたくさんないと楽しめません。 なので、Rubyが書ける人はぜひ、アプリを作ってみてください。(作り方) *1
僕は夏頃からlifelogというメモアプリとmoneyrailという家計簿アプリを常用していますが、とても良い感じです。 使う側としては、ブラウザ内で開くので余計なウィンドウが増えないってのと、作る側としては、新しく覚えることが少ないってのが良いところですね (本当に、Webアプリを作る感覚でデスクトップアプリができます)。
*1 Ruby以外でアプリを書けるようにできないか?というのもちょっと考えたんですけど、それはつまりクロスプラットフォームなパッケージマネージャを作るということで、さすがにproof of conceptの段階としてはやりすぎだろうという結論になりました