2013-02-18
■ [ruby][prog] なぜRubyMotionは「半分オープンソース・半分プロプライエタリ」なのか
というところが特に面白かった。
RubyMotionはRubyでiOSアプリを書けるシステムだが、このように需要とチャレンジのしがいがあるが、フルタイムに近い作業量が必要となるプロジェクトを遂行するにはどうすれば良いか。仕事の片手間にOSSとして開発するのでは、何年もかかってしまうだろう。一方でスポンサーを募って開発を行う方法だと、スポンサーがいなくなったタイミングでまた新しいスポンサーを探す必要が突如として発生する恐れがある。
そこで、RubyMotionはコンパイラとランタイムの部分はクローズドソースで、2万円弱/年という値段で販売している。 (年額といっても1年で使えなくなるわけではなく、新しいアップデートがダウンロードできないということのようだ) コンパイラとランタイムをクローズドソースとしたのは、RubyMotionのユーザは主にRubyプログラマなので、CコンパイラやVMに関わる言語処理系の部分にはあまり協力が見込めないからだそうだ。 で、システムのうち、Rubyで書かれている部分はgithubで公開されていて、pull requestも送ることができる。なるほど…。
Q:この仕組みでやりたいことを自分のペースでやれてる、と A:YES。というか、自分にはこれが唯一のやり方だった